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Reiko Aoki discusses patent pool formation by owners of essential patents for differentiated standards that may be complements or substitutes in use.

青木レイコは、使用において補完的または代替的となる差別化された標準のための必須特許の所有者によるパテントプールの形成について論じています。

経済青木レイコ

Image courtesy of interviewee. May 24, 2024

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The document discusses the concept of "standard-essential patents" (SEPs) and their relevance in the creation of patent pools. These pools allow multiple patent holders to collectively license their patents for certain standards, which enhances compatibility and encourages widespread technology adoption. This video video explains that standards ensure interoperability and functionality among various devices, such as DVDs, Blu-ray, and mobile communications.

It addresses topics such as network effects, where the value of a standard increases as more people use it, and the necessity of complementary patents for producing standard-compliant products. The paper advocates forming patent pools as a means to stabilize licensing costs and distribution among patent holders while preventing anti-competitive practices.

Additionally, it discusses the challenges in creating effective patent pools and licensing structures, particularly concerning coordination among diverse industries like electronics, automotive, and telecommunications. The document highlights potential issues arising from incompatible standards and the necessity for collaborative frameworks to solve these problems. It also notes that current research must navigate emerging standards in the Internet of Things (IoT) and other advancements in technology.

Finally, the text emphasizes that while compatibility is generally desirable, it can have adverse effects if it leads to increased licensing costs, thereby harming societal interests. The research aims to shed light on the dynamics of patent pools and their implications in today's technology landscape.

Language:

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X-TIMESTAMP-MAP:LOCAL=00:00:00.000,MPEGTS=900000

00:00.000 --> 00:03.160
この論文は、

00:04.500 --> 00:09.240
標準必須特許のパテントプールに

00:09.240 --> 00:12.160
ついての論文です。

00:12.420 --> 00:17.140
それを標準必須特許というのをまず

00:17.140 --> 00:20.480
説明するべきだと思うんですけども、

00:20.740 --> 00:23.320
標準というのはスタンダードで、

00:23.540 --> 00:28.240
たとえばいろんなたくさんのものが同じ仕様

00:28.240 --> 00:31.840
でうまく機能するようなのが標準ですよね。

00:32.020 --> 00:35.620
私たち具体的に考えている標準というのは、

00:36.220 --> 00:40.700
例えば D V D と G lu- ray とか、あと 2 G、

00:40.700 --> 00:45.380
3 G といったコミュニケーション関係

00:45.380 --> 00:49.120
の標準を考えてますけれども、

00:49.560 --> 00:54.460
例えばゲームコンソールも標準が

00:54.460 --> 00:56.120
ありますし、

00:56.340 --> 01:01.060
一番有名な経済で有名なのは、

01:03.140 --> 01:06.840
タイプライターもキーボードの標準の話です。

01:08.300 --> 01:12.780
これは標準のネットワークアフェクトというのを説明するの

01:12.780 --> 01:15.560
によく使われるんですけれども、

01:16.000 --> 01:20.460
タイプライターのクオリティキーボードといって、

01:21.040 --> 01:25.620
Q W ER TY と並んでいるキーボードという

01:25.620 --> 01:30.480
のは、実際には非常にタイプしにくい順番に字が並

01:30.480 --> 01:34.920
んでいるんですけども、みんながそれに慣れているために、

01:35.620 --> 01:40.020
そっちの方がもっと効率よくタイプできる字並びよ

01:40.020 --> 01:41.060
りいいんですね。

01:41.320 --> 01:44.180
それがまさにネットワークアフェクトで、

01:44.420 --> 01:49.360
他の人が使っているから自分の功用も上がるという、

01:49.440 --> 01:53.160
言葉も一種のネットワークアフェクトがあります。

01:53.620 --> 01:55.900
自分だけしか喋らないとか、

01:56.160 --> 01:59.840
少数の人しか喋らない言葉よりも、

01:59.900 --> 02:03.180
たくさんの人が喋っていた言葉の方がいいので、

02:03.380 --> 02:07.980
それも言語はネットワークアフェクトが、

02:07.980 --> 02:11.540
ネットワーク効果があるということになります。

02:12.000 --> 02:14.140
標準を設定するのは、

02:14.900 --> 02:17.980
例えば D V D だったら、

02:18.220 --> 02:21.520
みんなが同じ D V D の機械を持っていた方が、

02:21.720 --> 02:23.920
D V D の方の種類も増えるので、

02:24.100 --> 02:27.980
まさにネットワークアフェクトがあっていいです。

02:28.420 --> 02:30.620
多くの場合、

02:32.360 --> 02:34.900
技術的な D V D になるというのは、

02:35.200 --> 02:37.900
たくさんの技術が必要なんですけれども、

02:38.160 --> 02:43.140
それぞれの技術が特許で守られています。

02:45.840 --> 02:50.140
そういうふうに標準を実際に作る、

02:50.140 --> 02:52.340
標準を満たす、

02:52.400 --> 02:57.060
標準に仕様を満たす製品を作るために、

02:57.160 --> 03:00.740
必要な特許、標準特許、

03:01.120 --> 03:02.760
必須というのは、

03:03.080 --> 03:07.600
他に同じようなことができる特許がない

03:07.600 --> 03:08.800
場合よります。

03:09.140 --> 03:12.640
ですから、この特許しかないわけですから、

03:13.060 --> 03:15.200
この標準を、

03:15.300 --> 03:18.280
仕様の製品を作ろうと思ったら、

03:19.840 --> 03:24.080
必須特許を使わなければなりません。

03:24.640 --> 03:29.440
みんなが製品を作るときに、

03:29.900 --> 03:31.960
標準必須特許、

03:32.400 --> 03:35.420
スタンダードエッセンシャルパテンツで、

03:35.620 --> 03:40.300
SE P にアクセスでき

03:40.300 --> 03:43.880
るように、 SE P のライゼンスを受けられるように、

03:44.620 --> 03:48.460
パテントプールというものを作ることができます。

03:49.080 --> 03:51.960
パテントプールというのは何かというと、

03:52.780 --> 03:55.180
特許プールですね。

03:55.520 --> 04:00.280
特許を持っている人たちが一緒になって、

04:00.560 --> 04:03.700
たくさんの特許をまとめて、

04:03.960 --> 04:08.860
一つのバンドルとしてライゼンスできることを、

04:08.880 --> 04:13.120
特許プールを作ってライゼンスすると言います。

04:14.180 --> 04:16.280
大体性のある特許ですね。

04:16.400 --> 04:19.360
例えば特許 A と特許 B と特許 C と、

04:20.040 --> 04:24.040
同じ用途に使える場合には、

04:25.320 --> 04:28.220
A、 B、 C の間で競争が起きますから、

04:28.520 --> 04:31.140
一緒にライゼンスしちゃうというのは、

04:31.420 --> 04:36.200
非競争的で価格が高くなって良くないので、

04:37.300 --> 04:39.700
特勤法に反することになって、

04:39.880 --> 04:43.240
カルテルを作ることと同じになってやってはいけません。

04:43.940 --> 04:47.440
しかし、標準特許のように、

04:48.040 --> 04:52.820
特許 A も特許 B も特許 C も一緒に使わなければいけない

04:52.820 --> 04:56.460
という、補完的な特許の場合には、

04:56.780 --> 05:00.740
実は合わせてライゼンスした方が、

05:01.260 --> 05:05.220
全合計のライゼンス量は下がるので、

05:06.640 --> 05:09.020
社会の構成が上がることになります。

05:09.300 --> 05:13.920
特許 A、特許 B、特許 C を別々にライゼンスするよりも、

05:14.060 --> 05:16.380
まとめてライゼンスした方が、

05:18.020 --> 05:21.280
減りますから、望ましいと。

05:21.660 --> 05:26.540
ですから、標準必須特許みたいに大事な特許

05:26.540 --> 05:30.380
の場合には、みんな補完的ですから、

05:30.600 --> 05:34.740
全部ないと標準仕様の製品ができないので、

05:35.200 --> 05:38.260
ですから是非、特許クールを、

05:38.260 --> 05:41.740
特許のプールを作ってくださいというのは、

05:42.060 --> 05:45.360
他国の競争当局も認め

05:45.360 --> 05:48.440
ることです。

05:48.820 --> 05:50.920
我々の論文というのは、

05:51.220 --> 05:55.080
そういう CE P の特許クール

05:55.080 --> 05:59.460
を形成するインセンティブ

05:59.460 --> 06:00.760
と、あと、

06:01.380 --> 06:05.920
その CE P を使って

06:05.920 --> 06:09.900
作れる標準の関係、

06:10.040 --> 06:13.100
標準が、しかもたくさんある場合ですね。

06:14.260 --> 06:18.540
例えば、 D V D とブルーレーがある場合とか、

06:19.460 --> 06:20.900
コンピューター、 i OS、

06:22.380 --> 06:26.700
ノーバイル電話の場合には、

06:26.820 --> 06:27.900
携帯電話ですね。

06:28.020 --> 06:29.900
携帯電話の場合には、

06:30.080 --> 06:33.440
例えばアンドロイドと OS がありますけども、

06:33.620 --> 06:37.180
そういう複数の標準があった場合に、

06:37.280 --> 06:42.260
それぞれの CE P の特許プールを作るという

06:42.260 --> 06:46.840
のは、どういうインセンティブがあるのだろうか

06:46.840 --> 06:48.460
ということを、

06:48.620 --> 06:51.980
調べたのが我々の論文で、

06:52.540 --> 06:57.020
そのパテントプールを作るインセンティブというのは、

06:57.540 --> 07:00.620
標準が大体的である

07:00.620 --> 07:05.620
か、

07:08.680 --> 07:13.480
この論文が関係している専攻文献というのは、

07:14.240 --> 07:18.740
標準関係の論文、あと特許プールの論文、

07:19.060 --> 07:23.780
あと特許プールの形成家庭の

07:23.780 --> 07:26.500
論文等に関係していると思います。

07:26.920 --> 07:28.480
さっきも言ったように、

07:29.200 --> 07:32.200
標準で一番大事なことは、

07:32.980 --> 07:35.440
ネットワーク効果があるということなんですね。

07:35.880 --> 07:40.640
経済学で標準の話が

07:40.640 --> 07:42.440
盛んになったのは、

07:42.620 --> 07:47.360
やはりコンピューターの OS が最初に出てきて、

07:47.520 --> 07:52.080
マイクロソフトの

07:52.080 --> 07:56.500
Wind ows の全身の通すというのがあったんですけど、

08:07.540 --> 08:10.440
2 つは、

08:10.880 --> 08:13.620
大体性が全くないんですよ。

08:15.700 --> 08:20.120
互換性が全くなくて、どっちかを取らなきゃいけなくて、

08:20.300 --> 08:23.980
社会として 2 つの標準があるというのは、

08:24.340 --> 08:27.200
いいのか悪いのか、ネットワークアフェクトは、

08:27.540 --> 08:32.400
どういう効果があるのかという論文がたく

08:32.400 --> 08:33.720
さん出ました。

08:34.100 --> 08:37.200
ですから、標準の論文にまず関係があると。

08:37.320 --> 08:39.860
あと次に関係があるのは、

08:40.480 --> 08:42.420
特許プールの論文です。

08:42.860 --> 08:47.500
これは、 D V D の特許プ

08:47.500 --> 08:51.780
ールとか、その前の M PE G という、

08:52.080 --> 08:57.040
コンピューターの映像ファイルの圧縮技術があるんですけど、

08:57.100 --> 08:58.260
M PE G って、.

08:59.660 --> 09:04.600
Pe g というファイルのエクステンションがあります

09:04.600 --> 09:08.400
けど、あれと同じ意味ですけども、

09:08.440 --> 09:13.200
それが最初の合法

09:13.200 --> 09:17.820
的だというお済み書きをもらった特許プールでした。

09:18.420 --> 09:21.840
ですから、互換的な特許の場合には、

09:22.260 --> 09:26.980
特許プールを作っていいよということが、

09:27.040 --> 09:29.020
お済み書きはツイッターにも関わる。

09:29.220 --> 09:30.560
実は結構、

09:31.420 --> 09:34.520
特許プールを運営していくというのは、

09:34.760 --> 09:36.620
難しいところもあって、

09:37.400 --> 09:39.960
それで一例の論文がありました。

09:40.440 --> 09:45.320
実際にどうやって特許プールを作り上

09:45.320 --> 09:47.440
げていくかというのは、

09:47.660 --> 09:52.425
特許ゲームのポリション・フォーメーションですね、

09:54.125 --> 09:56.700
すごく理論的な論文ですけど、

09:56.960 --> 09:59.920
そこと基本的には共通なところがあって、

10:00.140 --> 10:04.740
そういう論文との流れを組んでいくことに

10:04.740 --> 10:05.980
もなります。

10:06.880 --> 10:10.080
我々の論文のフレームワーク、枠組みがしかし、

10:10.200 --> 10:12.980
一番近いのは何の論文かというと、

10:14.760 --> 10:17.700
ランベンツという人が書いた論文で、

10:18.280 --> 10:23.000
それは製品をまとめとバンドルにして

10:23.000 --> 10:27.020
売る場合、どういうふうにしたらいいかという話で、

10:27.180 --> 10:32.020
彼は 2 つの製品があ

10:32.020 --> 10:35.460
って、それらが互換的な場合に、

10:35.500 --> 10:38.100
グループに合わせて売って、

10:39.600 --> 10:40.600
そのパッケージです。

10:40.880 --> 10:45.360
そのパッケージが大々な時に、

10:45.480 --> 10:50.300
価格はどうなるだろうかという研究をしていて、

10:50.560 --> 10:52.160
我々の論文ですと、

10:52.400 --> 10:57.260
彼の論文の中のプロダクトが特許に値して、

10:57.820 --> 11:01.960
彼が議論した製品、

11:01.960 --> 11:05.040
プロダクトのパッケージというのが、

11:05.260 --> 11:08.200
パテントプールというものにちょうど対応します。

11:08.580 --> 11:10.100
ただ、彼の場合は、

11:10.320 --> 11:14.600
2 つの製品と 2 つのパッケージ、

11:14.760 --> 11:19.660
つまり、我々の論文だと時計が 2 つしかないことしか議論

11:19.660 --> 11:22.460
しなかったので、それをもっと、

11:22.880 --> 11:27.340
我々の論文は広げたことになります。

11:27.800 --> 11:32.580
複数の標準に対応する特許プール

11:32.580 --> 11:35.220
を扱った論文というのは、

11:39.720 --> 11:44.620
パテントプールが特に保管的な

11:44.620 --> 11:46.600
特許の場合、

11:46.760 --> 11:50.080
どうして望ましいかというのが必要

11:50.080 --> 11:53.040
で、

11:55.280 --> 12:00.240
例えば特許 A と特許 B を一緒に使わなければいけないという時

12:00.240 --> 12:04.080
に、それぞれの特許の価格、

12:04.220 --> 12:08.380
ライセンス価格を別々に決めてしまう

12:08.380 --> 12:13.180
と、合計した価格が高くなりすぎるんですね。

12:13.740 --> 12:16.680
それはどうしてかというと、

12:17.080 --> 12:19.340
特許 A と特許 B があって、

12:19.440 --> 12:24.300
特許 A の所有者がライセンスの価格を決める

12:24.300 --> 12:29.080
時に、自分の収入を最大からするわけですよね。

12:29.420 --> 12:31.420
その時には、

12:31.780 --> 12:36.640
自分の特許を買うことしか考えていないんですけど、

12:36.960 --> 12:41.180
実は自分の特許の価値が出るためには、

12:41.440 --> 12:46.320
特許 B も買ってもらわなきゃいけなくて、その場合、

12:46.500 --> 12:50.060
特許 A だけ考えていると、

12:50.300 --> 12:54.880
需要者が特許 B も買うことを考えていないので、

12:55.180 --> 12:58.180
価格を高く付けすぎてしまいます。

12:58.700 --> 13:00.020
どういう意味かというと、

13:00.620 --> 13:04.160
ただ特許 A だけ使ってもらう場合に、

13:04.400 --> 13:09.100
一回 1000 円という価格を付けたとしますよね。

13:09.360 --> 13:13.600
特許 B の方の価格を 1000 円で付けると、

13:13.800 --> 13:16.720
両方とも一緒に使わなきゃいけないので、

13:17.260 --> 13:21.120
重要特許を使う人は 2000 円払うことになります。

13:21.500 --> 13:23.180
でも実は、

13:23.580 --> 13:27.840
両方の特許を 800

13:27.840 --> 13:32.620
円で代選する

13:32.620 --> 13:34.080
ことになると、

13:34.360 --> 13:38.300
特許を使う人は 16 00 円で使えるんですね。

13:39.780 --> 13:44.720
一つのパッケージからの収入は 16 00

13:44.720 --> 13:47.640
円で低くなってしまうんですけども、

13:51.480 --> 13:56.020
16 00 円の方が特許を使う人の数が増えるん

13:56.020 --> 13:57.020
ですね。

13:57.340 --> 14:02.200
ですから結局収入は特許 A を持っている人

14:02.200 --> 14:04.960
と特許 B を持っている人とも、

14:05.060 --> 14:09.740
それぞれ 1000 円を付けた場合と 800

14:09.740 --> 14:12.520
円を付けた場合を考えると、

14:12.800 --> 14:17.560
特許の数の方は 800 円の方が売れるので、

14:18.080 --> 14:19.960
収入は高くなります。

14:20.440 --> 14:25.320
しかも使う人の方も 200 円より

14:25.320 --> 14:29.380
16 00 円で特許を使うことになるので、

14:29.400 --> 14:33.740
社会構成が上がるということになります。

14:34.060 --> 14:37.820
ですから各国の特勤当局は、

14:38.000 --> 14:40.380
保管的な特許の場合は、

14:40.580 --> 14:45.340
ぜひ特許プールを使ってライセンスしてくださいとお墨付きをくれる

14:45.340 --> 14:46.980
んですけれども、

14:50.420 --> 14:53.300
たくさん特許があった場合に、

14:53.500 --> 14:58.240
他の人たちが合わせて安い特許にしてくれている場合は、

14:58.480 --> 15:01.840
自分だけちょっと特許を上げたくなってくるんですね。

15:02.040 --> 15:06.780
ですからみんな一緒にパテントプールで安い価格

15:06.780 --> 15:08.920
でライセンスしてくれて、

15:09.240 --> 15:14.200
自分だけプールに入らないで高い値段を付けるというインセンテ

15:14.200 --> 15:16.140
ィブが出てきてしまうので、

15:16.680 --> 15:21.620
特許プールを実際に運営していくっていうのは、

15:21.980 --> 15:26.820
それぞれの人が満足をするように収入を分配し

15:26.820 --> 15:28.560
なきゃいけないっていう、

15:28.860 --> 15:32.020
結構大変な仕事で、

15:32.400 --> 15:36.900
実際例えば D V D のプールなんていうのは、

15:37.800 --> 15:40.220
その交渉がうまくいかなくて、

15:40.220 --> 15:43.080
2 つに分かれてしまいました。

15:43.520 --> 15:46.840
社会的には一緒にやってもらうといいんだけど、

15:47.220 --> 15:50.400
収入の分配がうまくいかないと、

15:50.880 --> 15:54.740
特許プールが不安定になってしまうと、

15:55.260 --> 16:00.120
そのトレードフォームをうまくバランスしなきゃいけないとすれば、

16:00.560 --> 16:05.220
パテントプールっていうのは非常に社会にとって

16:05.220 --> 16:07.980
望ましいことになります。

16:08.380 --> 16:10.900
特許プールっていう、

16:11.080 --> 16:15.380
必須特許セップのプールっていうのは、

16:15.780 --> 16:20.020
作るのが望ましいことは、

16:20.340 --> 16:23.460
前提なんて、望ましいんですけれども、

16:23.780 --> 16:26.280
2 つ標準があった場合ですね。

16:27.180 --> 16:31.880
例えば、マイクロソフトの Wind ows

16:31.880 --> 16:35.400
と OS があった場合に、

16:36.220 --> 16:38.940
それは大体的です。

16:39.400 --> 16:41.360
逆に例えば、 W i-

16:41.360 --> 16:46.220
Fi と W i MA X っていう無線の

16:46.220 --> 16:47.940
標準がありますけど、

16:48.260 --> 16:51.940
あの標準っていうのは保管的です。

16:53.700 --> 16:58.300
長距離飛ばす時は W i MA X を使って、

16:58.660 --> 17:01.760
短距離の場合は W i- Fi を使えばいいので、

17:01.880 --> 17:03.840
保管的な特許です。

17:04.320 --> 17:09.120
それぞれの場合、

17:09.240 --> 17:14.140
プールを作るインセンティブっていうのは異なります。

17:14.480 --> 17:18.580
保管的な標準の場合

17:18.580 --> 17:21.480
はですね、

17:21.700 --> 17:25.620
大体的な場合には出てこないトレードオフが出て

17:25.620 --> 17:26.780
きてしまいます。

17:27.260 --> 17:29.480
これは保管的なので、

17:30.000 --> 17:34.240
両方を一緒にすることによって、

17:34.560 --> 17:39.180
すごいネットワークエフェクトが生まれてしまうんですね。

17:39.380 --> 17:42.740
ですから、普通は標準を使ってもらいたい。

17:43.640 --> 17:47.600
だから、セッププールの特許の価格を抑えたい。

17:48.300 --> 17:52.700
だから、パテントプールを作りましょうと思うんですけれども、

17:54.820 --> 17:59.200
保管的な場合は一緒になることによって、

17:59.500 --> 18:03.320
ネットワークエフェクトがすごく大きくなって、

18:03.620 --> 18:08.380
それを高い価格を付けること

18:08.380 --> 18:13.040
によって、特許を持っている人たちは吸い上げたいんですね。

18:13.380 --> 18:16.140
そのために何をやるかっていうと、

18:16.260 --> 18:20.100
わざとパテントプールを作らないで、

18:20.180 --> 18:25.120
それぞれ高い価格で特許をライセンスして、

18:25.320 --> 18:30.260
これは必須特許ですから、 W i- Fi なり、 W i-

18:30.640 --> 18:35.520
Max の製品を作りたい人は支払わなければいけないです

18:35.520 --> 18:40.180
から、この保管的な標準によ

18:40.180 --> 18:45.000
って、みんながネットワーク効果の便利を受

18:45.000 --> 18:46.340
けているんだけど、

18:48.220 --> 18:52.740
高い特許を吸い上げてしまう。

18:53.120 --> 18:55.960
その場合、どうやって吸い上げるかっていうと、

18:57.020 --> 19:01.120
政府の特許プールは結局、

19:01.440 --> 19:03.020
形成されることなく、

19:03.300 --> 19:07.260
わざとプールを作らないことが

19:07.260 --> 19:08.360
あるということです。

19:08.800 --> 19:12.900
ですから、普通はコンパタビリティっていう

19:12.900 --> 19:17.700
のは、標準でいいことだって言われてるんですけど、

19:18.040 --> 19:23.000
わざとパテントプールを作らない場合が起きてきて、

19:23.220 --> 19:27.060
特にネットワーク効果が非常に大きい場合はですね、

19:27.260 --> 19:32.220
その場合は社会的にコンパタビリティを要求して、

19:33.480 --> 19:37.880
むしろ良くないことになってしまう可能性があるということ

19:37.880 --> 19:41.460
を、我々の論文は示しています。

19:41.900 --> 19:44.120
コンパタビリティっていうのは、

19:44.200 --> 19:48.480
いつも望ましいと思っているんですけれども、

19:49.060 --> 19:52.940
パテントプールまで考えた場合には、

19:54.180 --> 19:57.885
むしろコンパタビリティを要求することによ

19:57.890 --> 20:00.620
って、

20:00.940 --> 20:03.980
特許量が高くなってしまって、

20:04.240 --> 20:08.180
社会としては望ましくないことになって

20:08.180 --> 20:10.500
しまうということを、

20:10.560 --> 20:14.280
我々の論文は示して

20:14.280 --> 20:17.200
います。

20:17.760 --> 20:21.640
一つ、コンパタビリティが良いっていうのは、

20:22.100 --> 20:25.200
今はガーファや何かの関係で、

20:25.380 --> 20:29.720
特にヨーロッパのディジタルマーケットアプトや何かでは、

20:30.560 --> 20:33.660
コンパタビリティっていうか、

20:33.860 --> 20:38.760
お互い接続できるように

20:38.760 --> 20:42.460
した方がいい、これがつまりコンパタビリティなんですけど、

20:42.880 --> 20:47.340
それを全く条件なしにいつも良いことだと思っているんですけれ

20:47.340 --> 20:48.820
ども、例えば、

20:49.160 --> 20:52.580
むしろ特許プールを不安定にしてしまうとか、

20:52.840 --> 20:57.320
そういう副作用があり得るということ

20:57.320 --> 21:02.060
に、我々の論文は継承を鳴らしています。

21:03.480 --> 21:04.600
それから、

21:05.540 --> 21:08.580
パテントプールっていうのは、

21:12.020 --> 21:16.880
少し一覧力研究が落ち着いたところがあるんですけれ

21:16.880 --> 21:21.400
ども、最近新たに問題になってきているのは、

21:22.120 --> 21:26.620
I o T、インターネット、 T hing s といって、

21:26.820 --> 21:31.780
あらゆるものを無線で繋げますということになっていますけど、

21:32.240 --> 21:33.640
そういう時には、

21:33.920 --> 21:38.700
例えば無線だったらコンピューター同士が話せる

21:38.700 --> 21:43.080
コンピューターと基地が連絡取れればいいとか

21:43.080 --> 21:44.100
ですね、

21:44.500 --> 21:48.280
単純な製品が問題だったんですけど、

21:48.500 --> 21:52.040
あと D V だったら D V D プレイヤーですよね。

21:52.480 --> 21:54.300
だけど、インターネット、

21:54.700 --> 21:59.200
T hing s になると自動車と基地

21:59.200 --> 22:02.660
が連絡できなくてはいけないし、

22:03.100 --> 22:08.060
家電同士が連絡を取れなきゃいけない、

22:08.140 --> 22:11.280
家電と自動車が連絡を取らなきゃいけないとか、

22:11.540 --> 22:14.940
今までパテントプール

22:14.940 --> 22:19.640
に標準に参加していなかった会社

22:19.640 --> 22:23.000
が参加することになります。

22:23.560 --> 22:26.680
例えば今まで D V D とか W i- Fi の場合には、

22:27.020 --> 22:30.740
大体電子機器メーカーとか家電メーカーだったんだけど、

22:31.000 --> 22:34.540
自動車が入ってきた途端に自動車も入ってくるし、

22:34.680 --> 22:38.000
センサーをタイヤにつけますということになったら、

22:41.520 --> 22:44.740
標準特許に関わってくると、

22:44.940 --> 22:48.380
しかももっと時短複雑にしているのは、

22:48.600 --> 22:53.520
今までは普通特許を持っている人が特許を使う人

22:53.520 --> 22:54.940
でもあったんですね。

22:55.360 --> 23:00.020
電気メーカーとか通信会社っていうのは特許を持ってたんだ

23:00.020 --> 23:04.800
けど、 2 G とか 3 G とかいう標準を使う人

23:04.800 --> 23:06.220
でもあったんですね。

23:06.660 --> 23:11.400
だからうまくパテントプールを早く作

23:11.400 --> 23:15.840
って製品を作ろうという印象があったんだけど、

23:16.040 --> 23:20.820
自動車会社が持っている通信用の標準特許

23:20.820 --> 23:25.060
っていうのは電気メーカーに比べるとずっと少ないです。

23:25.540 --> 23:30.380
ライゼンスするだけ、ライゼンスをもらうだけの企業とか、

23:30.800 --> 23:35.740
ライゼンスを持って人にライゼンスを助けるだけの企業

23:35.740 --> 23:36.800
とか、

23:37.040 --> 23:41.540
いろんなそのパテントプール標準に回路する人

23:41.540 --> 23:44.040
が多様になってきて、

23:44.240 --> 23:46.900
意見をまとめにくくなっていると。

23:47.180 --> 23:51.800
その場合に新しく出てくる課題をこれからどういうふう

23:51.800 --> 23:56.560
に解決していこうかっていうのもこれからの

23:56.560 --> 24:00.100
研究になってくると思います。

24:00.580 --> 24:01.740
もう一つ、

24:02.200 --> 24:06.860
D NA のことは言いましたけども、

24:07.040 --> 24:11.720
セプをライゼンスするのによく使われる

24:11.720 --> 24:15.660
ライゼンスのルールっていうのは、フランド、

24:16.120 --> 24:20.120
フェアー、リーズノブル、ナンディスクレネントリー、

24:20.400 --> 24:25.160
不公平で合理的で被差別的

24:25.160 --> 24:29.740
でないっていうライゼンスをやりましょうっていうことで、

24:30.020 --> 24:34.720
どの言葉も公平とか意味がはっきりしないところも

24:34.720 --> 24:38.560
あるんですけども、そのルールが、

24:38.800 --> 24:43.720
セプはフランドに基づいてライゼンスしないといけないっていうル

24:43.720 --> 24:45.800
ールができてからですね、

24:45.840 --> 24:50.640
いくつかのフランドとはなんだろうかっていうのをめぐって訴訟があって、

24:50.980 --> 24:55.820
フランドってライゼンス契約がフランド

24:55.820 --> 24:57.040
であるためには、

24:57.320 --> 25:02.280
大体こういう状況を満たしていけなければいけないっていうのは確立されてきて

25:02.280 --> 25:07.220
いて、それが今度その D MA がガーファ

25:07.220 --> 25:08.200
にですね、

25:15.380 --> 25:19.600
セプを振り返って、フランドの根拠はこういうところだ、

25:19.680 --> 25:21.960
ああいうところだっていうのにも、

25:22.200 --> 25:26.960
セプから得られた知識っていうのは今後活用されるんではないか

25:26.960 --> 25:28.780
と期待しているところです。

00:00 - この論文は、標準必須特許のパテントプールについての論文です。それを標準必須特許というのをまず説明するべきだと思うんですけども、標準というのはスタンダードで、

00:23 - たとえばいろんなたくさんのものが同じ仕様でうまく機能するようなのが標準ですよね。私たち具体的に考えている標準というのは、例えば D V D と G lu- ray とか、あと 2 G、 3 G といったコミュニケーション関係の標準を考えてますけれども、例えばゲームコンソールも標準がありますし、一番有名な経済で有名なのは、タイプライターもキーボードの標準の話です。

01:08 - これは標準のネットワークアフェクトというのを説明するのによく使われるんですけれども、タイプライターのクオリティキーボードといって、 Q W TY と並んでいるキーボードというのは、実際には非常にタイプしにくい順番に字が並んでいるんですけども、みんながそれに慣れているために、そっちの方がもっと効率よくタイプできる字並びよりいいんですね。それがまさにネットワークアフェクトで、他の人が使っているから自分の功用も上がるという、

01:49 - 言葉も一種のネットワークアフェクトがあります。自分だけしか喋らないとか、少数の人しか喋らない言葉よりも、たくさんの人が喋っていた言葉の方がいいので、それも言語はネットワークアフェクトが、ネットワーク効果があるということになります。標準を設定するのは、例えば D V D だったら、みんなが同じ D V D の機械を持っていた方が、 D V D の方の種類も増えるので、

02:24 - まさにネットワークアフェクトがあっていいです。多くの場合、技術的な D V D になるというのは、たくさんの技術が必要なんですけれども、それぞれの技術が特許で守られています。そういうふうに標準を実際に作る、標準を満たす、標準に仕様を満たす製品を作るために、必要な特許、標準特許、必須というのは、

03:03 - 他に同じようなことができる特許がない場合よります。ですから、この特許しかないわけですから、この標準を、仕様の製品を作ろうと思ったら、必須特許を使わなければなりません。みんなが製品を作るときに、標準必須特許、スタンダードエッセンシャルパテンツで、 SE P にアクセスでき

03:40 - るように、 SE P のライゼンスを受けられるように、パテントプールというものを作ることができます。パテントプールというのは何かというと、特許プールですね。特許を持っている人たちが一緒になって、たくさんの特許をまとめて、一つのバンドルとしてライゼンスできることを、特許プールを作ってライゼンスすると言います。大体性のある特許ですね。例えば特許 A と特許 B と特許 C と、

04:20 - 同じ用途に使える場合には、 A、 B、 C の間で競争が起きますから、一緒にライゼンスしちゃうというのは、非競争的で価格が高くなって良くないので、特勤法に反することになって、カルテルを作ることと同じになってやってはいけません。しかし、標準特許のように、特許 A も特許 B も特許 C も一緒に使わなければいけないという、補完的な特許の場合には、実は合わせてライゼンスした方が、

05:01 - 全合計のライゼンス量は下がるので、社会の構成が上がることになります。特許 A、特許 B、特許 C を別々にライゼンスするよりも、まとめてライゼンスした方が、減りますから、望ましいと。ですから、標準必須特許みたいに大事な特許の場合には、みんな補完的ですから、全部ないと標準仕様の製品ができないので、ですから是非、特許クールを、特許のプールを作ってくださいというのは、

05:42 - 他国の競争当局も認めることです。我々の論文というのは、そういう CE P の特許クールを形成するインセンティブと、あと、その CE P を使って作れる標準の関係、標準が、しかもたくさんある場合ですね。例えば、 D V D とブルーレーがある場合とか、

06:19 - コンピューター、 i OS、ノーバイル電話の場合には、携帯電話ですね。携帯電話の場合には、例えばアンドロイドと OS がありますけども、そういう複数の標準があった場合に、それぞれの CE P の特許プールを作るというのは、どういうインセンティブがあるのだろうかということを、調べたのが我々の論文で、

06:52 - そのパテントプールを作るインセンティブというのは、標準が大体的であるか、この論文が関係している専攻文献というのは、標準関係の論文、あと特許プールの論文、あと特許プールの形成家庭の論文等に関係していると思います。さっきも言ったように、標準で一番大事なことは、ネットワーク効果があるということなんですね。

07:35 - 経済学で標準の話が盛んになったのは、やはりコンピューターの OS が最初に出てきて、マイクロソフトの Wind ows の全身の通すというのがあったんですけど、 2 つは、大体性が全くないんですよ。互換性が全くなくて、どっちかを取らなきゃいけなくて、社会として 2 つの標準があるというのは、いいのか悪いのか、ネットワークアフェクトは、

08:27 - どういう効果があるのかという論文がたくさん出ました。ですから、標準の論文にまず関係があると。あと次に関係があるのは、特許プールの論文です。これは、 D V D の特許プールとか、その前の M PE G という、コンピューターの映像ファイルの圧縮技術があるんですけど、 M PE G って、. Pe g というファイルのエクステンションがあります

09:04 - けど、あれと同じ意味ですけども、それが最初の合法的だというお済み書きをもらった特許プールでした。ですから、互換的な特許の場合には、特許プールを作っていいよということが、お済み書きはツイッターにも関わる。実は結構、特許プールを運営していくというのは、難しいところもあって、それで一例の論文がありました。

09:40 - 実際にどうやって特許プールを作り上げていくかというのは、特許ゲームのポリション・フォーメーションですね、すごく理論的な論文ですけど、そこと基本的には共通なところがあって、そういう論文との流れを組んでいくことにもなります。我々の論文のフレームワーク、枠組みがしかし、一番近いのは何の論文かというと、ランベンツという人が書いた論文で、

10:18 - それは製品をまとめとバンドルにして売る場合、どういうふうにしたらいいかという話で、彼は 2 つの製品があって、それらが互換的な場合に、グループに合わせて売って、そのパッケージです。そのパッケージが大々な時に、価格はどうなるだろうかという研究をしていて、我々の論文ですと、彼の論文の中のプロダクトが特許に値して、

10:57 - 彼が議論した製品、プロダクトのパッケージというのが、パテントプールというものにちょうど対応します。ただ、彼の場合は、 2 つの製品と 2 つのパッケージ、つまり、我々の論文だと時計が 2 つしかないことしか議論しなかったので、それをもっと、我々の論文は広げたことになります。複数の標準に対応する特許プールを扱った論文というのは、

11:39 - パテントプールが特に保管的な特許の場合、どうして望ましいかというのが必要で、例えば特許 A と特許 B を一緒に使わなければいけないという時に、それぞれの特許の価格、ライセンス価格を別々に決めてしまうと、合計した価格が高くなりすぎるんですね。それはどうしてかというと、特許 A と特許 B があって、

12:19 - 特許 A の所有者がライセンスの価格を決める時に、自分の収入を最大からするわけですよね。その時には、自分の特許を買うことしか考えていないんですけど、実は自分の特許の価値が出るためには、特許 B も買ってもらわなきゃいけなくて、その場合、特許 A だけ考えていると、需要者が特許 B も買うことを考えていないので、価格を高く付けすぎてしまいます。どういう意味かというと、

13:00 - ただ特許 A だけ使ってもらう場合に、一回 1000 円という価格を付けたとしますよね。特許 B の方の価格を 1000 円で付けると、両方とも一緒に使わなきゃいけないので、重要特許を使う人は 2000 円払うことになります。でも実は、両方の特許を 800 円で代選することになると、特許を使う人は 16 00 円で使えるんですね。

13:39 - 一つのパッケージからの収入は 16 00 円で低くなってしまうんですけども、 16 00 円の方が特許を使う人の数が増えるんですね。ですから結局収入は特許 A を持っている人と特許 B を持っている人とも、それぞれ 1000 円を付けた場合と 800 円を付けた場合を考えると、特許の数の方は 800 円の方が売れるので、収入は高くなります。

14:20 - しかも使う人の方も 200 円より 16 00 円で特許を使うことになるので、社会構成が上がるということになります。ですから各国の特勤当局は、保管的な特許の場合は、ぜひ特許プールを使ってライセンスしてくださいとお墨付きをくれるんですけれども、たくさん特許があった場合に、他の人たちが合わせて安い特許にしてくれている場合は、自分だけちょっと特許を上げたくなってくるんですね。

15:02 - ですからみんな一緒にパテントプールで安い価格でライセンスしてくれて、自分だけプールに入らないで高い値段を付けるというインセンティブが出てきてしまうので、特許プールを実際に運営していくっていうのは、それぞれの人が満足をするように収入を分配しなきゃいけないっていう、結構大変な仕事で、実際例えば D V D のプールなんていうのは、その交渉がうまくいかなくて、

15:40 - 2 つに分かれてしまいました。社会的には一緒にやってもらうといいんだけど、収入の分配がうまくいかないと、特許プールが不安定になってしまうと、そのトレードフォームをうまくバランスしなきゃいけないとすれば、パテントプールっていうのは非常に社会にとって望ましいことになります。特許プールっていう、必須特許セップのプールっていうのは、作るのが望ましいことは、

16:20 - 前提なんて、望ましいんですけれども、 2 つ標準があった場合ですね。例えば、マイクロソフトの Wind ows と OS があった場合に、それは大体的です。逆に例えば、 W i- Fi と W i MA X っていう無線の標準がありますけど、あの標準っていうのは保管的です。長距離飛ばす時は W i MA X を使って、

16:58 - 短距離の場合は W i- Fi を使えばいいので、保管的な特許です。それぞれの場合、プールを作るインセンティブっていうのは異なります。保管的な標準の場合はですね、大体的な場合には出てこないトレードオフが出てきてしまいます。これは保管的なので、両方を一緒にすることによって、

17:34 - すごいネットワークエフェクトが生まれてしまうんですね。ですから、普通は標準を使ってもらいたい。だから、セッププールの特許の価格を抑えたい。だから、パテントプールを作りましょうと思うんですけれども、保管的な場合は一緒になることによって、ネットワークエフェクトがすごく大きくなって、それを高い価格を付けることによって、特許を持っている人たちは吸い上げたいんですね。そのために何をやるかっていうと、わざとパテントプールを作らないで、

18:20 - それぞれ高い価格で特許をライセンスして、これは必須特許ですから、 W i- Fi なり、 W i- Max の製品を作りたい人は支払わなければいけないですから、この保管的な標準によって、みんながネットワーク効果の便利を受けているんだけど、高い特許を吸い上げてしまう。その場合、どうやって吸い上げるかっていうと、政府の特許プールは結局、形成されることなく、

19:03 - わざとプールを作らないことがあるということです。ですから、普通はコンパタビリティっていうのは、標準でいいことだって言われてるんですけど、わざとパテントプールを作らない場合が起きてきて、特にネットワーク効果が非常に大きい場合はですね、その場合は社会的にコンパタビリティを要求して、むしろ良くないことになってしまう可能性があるということを、我々の論文は示しています。コンパタビリティっていうのは、

19:44 - いつも望ましいと思っているんですけれども、パテントプールまで考えた場合には、むしろコンパタビリティを要求することによって、特許量が高くなってしまって、社会としては望ましくないことになってしまうということを、我々の論文は示しています。一つ、コンパタビリティが良いっていうのは、

20:22 - 今はガーファや何かの関係で、特にヨーロッパのディジタルマーケットアプトや何かでは、コンパタビリティっていうか、お互い接続できるようにした方がいい、これがつまりコンパタビリティなんですけど、それを全く条件なしにいつも良いことだと思っているんですけれども、例えば、むしろ特許プールを不安定にしてしまうとか、そういう副作用があり得るということに、我々の論文は継承を鳴らしています。

21:03 - それから、パテントプールっていうのは、少し一覧力研究が落ち着いたところがあるんですけれども、最近新たに問題になってきているのは、 I o T、インターネット、 T hing s といって、あらゆるものを無線で繋げますということになっていますけど、そういう時には、例えば無線だったらコンピューター同士が話せるコンピューターと基地が連絡取れればいいとかですね、

21:44 - 単純な製品が問題だったんですけど、あと D V だったら D V D プレイヤーですよね。だけど、インターネット、 T hing s になると自動車と基地が連絡できなくてはいけないし、家電同士が連絡を取れなきゃいけない、家電と自動車が連絡を取らなきゃいけないとか、今までパテントプールに標準に参加していなかった会社が参加することになります。

22:23 - 例えば今まで D V D とか W i- Fi の場合には、大体電子機器メーカーとか家電メーカーだったんだけど、自動車が入ってきた途端に自動車も入ってくるし、センサーをタイヤにつけますということになったら、標準特許に関わってくると、しかももっと時短複雑にしているのは、今までは普通特許を持っている人が特許を使う人でもあったんですね。電気メーカーとか通信会社っていうのは特許を持ってたんだけど、 2 G とか 3 G とかいう標準を使う人

23:04 - でもあったんですね。だからうまくパテントプールを早く作って製品を作ろうという印象があったんだけど、自動車会社が持っている通信用の標準特許っていうのは電気メーカーに比べるとずっと少ないです。ライゼンスするだけ、ライゼンスをもらうだけの企業とか、ライゼンスを持って人にライゼンスを助けるだけの企業とか、いろんなそのパテントプール標準に回路する人が多様になってきて、

23:44 - 意見をまとめにくくなっていると。その場合に新しく出てくる課題をこれからどういうふうに解決していこうかっていうのもこれからの研究になってくると思います。もう一つ、 D NA のことは言いましたけども、セプをライゼンスするのによく使われるライゼンスのルールっていうのは、フランド、フェアー、リーズノブル、ナンディスクレネントリー、不公平で合理的で被差別的

24:25 - でないっていうライゼンスをやりましょうっていうことで、どの言葉も公平とか意味がはっきりしないところもあるんですけども、そのルールが、セプはフランドに基づいてライゼンスしないといけないっていうルールができてからですね、いくつかのフランドとはなんだろうかっていうのをめぐって訴訟があって、フランドってライゼンス契約がフランドであるためには、大体こういう状況を満たしていけなければいけないっていうのは確立されてきていて、それが今度その D MA がガーファ

25:07 - にですね、セプを振り返って、フランドの根拠はこういうところだ、ああいうところだっていうのにも、セプから得られた知識っていうのは今後活用されるんではないかと期待しているところです。

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